仮説と実践についての断片

2016年12月10日公開
2017年9月24日書き直しのため一旦削除
2017年11月24日公開


以前、ロバート・R・プレクター・ジュニア,A・J・フロスト『エリオット波動入門』に従って、厳密に「5」で考え、実行していた過程で感じた疑問・違和感を解消すべく色々調べ、考えた結果をまとめたものです。


1. 参照

R.N.Elliott『Nature's Law』ではフラット/A - B Base/複合型についての考えがプレクターと違うことが分かる。

ハミルトン・ボルトン『エリオット波動』ではR.N.エリオットの考えを日本語で知ることが出来る。

翻訳されているロバート・C・ベックマンの本はエリオット波動の理解の助けにならない。

Steven W. Poser 『Applying Elliott Wave Theory Profitably』は物凄くいいことや役に立つことが書いてあるわけではないが面白い。

Sid Norris(Elliott Wave Predictions)によるとキャロリン・ボロディンとGlenn Neelyが時間について書いている。

Elliott Wave Internationalのアナリストが書いている『Visual Guide to Elliott Wave Trading』の理論に関する部分は出版社のWileyが無料で公開している。


2. 基本概念・用語

エリオット波動理論が適用できる相場は「3」と「5」に基づくパターンで進行しているが、基本は「3」であって「5」ではない。

トレンドは「3」でも「5」でも進行する。

すべての修正は「3」であるが、すべての「3」が修正の動きではないので、「3」に修正波という誤った印象を与える用語は使わない方がよい。

「5波動構造」(5wave structure)と「3波構成」(3swing series)のような表現の方がよいのではないか。


3. 分析

この考え方で相場を分析する場合、最初に「3波構成」と「5波動構造」のどちらで進行しているか見極める必要がある。

株式市場の一部は明快な「5波動構造」で進行しているが、「3波構成」で進行しているものもあるように思える。

為替・商品の多くは「3波構成」で進行している。


4. 実践

分析とそれに基づくアイデアを評価するガイドラインを持つとよい。

何があれば/何がなければ、肯定的/否定的な確信が深まるか。

「5」は特殊なので、「5」が出た後に次の動きに賭ける価値がある。

「5波動構造」の「5」が出た場合、次の3波かC波に乗るべく、2/bの終わりを捕らえられるようにする。

「3波構成」の「5」が出た場合、「3」+「3」の途中の「5」なので、「7」の動きに乗る。


5. 過去の投稿

複合修正波について
A-B Baseについて
人間の活動と5波動の関係について
人間の進歩的な活動とは何か

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